絵本を描き始めて1年半が過ぎた。
絵本を描くこととの出会いは、自分にとって心の解放の仕方を手に入れたことでもあった。
まだ解放の途上であり、死ぬまでに解放しきることが出来るのかも分からないけど、
そもそも解放しなければいけないわけでもないと思うし、あの世まで持っていくものかもしれない。
それでも今を生きている中で、出来るだけ心地良く自分なりの「自由」を見つけたい。
「絵本を描くこと」は自己に向き合い、その中で余計な力を抜き心の解放へと向かう。
「整体すること」は他者に向き合い、その中で施術を受ける方にも余計な力を抜いてもらい、自身の心の解放へと向かう一助になれればと考えている。
自己ばかりに偏っても良くないし、他者に向き過ぎても良くない。
中庸が良い。自己に向いていても他者が見え、他者に向いていても自己が見える。
両方あることが大事。
芸術と整体の役割は、どちらも余計な力を抜くということ。
過去の歴史からどちらも人間が人間である以上、必要で続いてきたものだと思うが、昨今はより必要になっていると思う。
息詰まる中に、フッとする瞬間をつくりたい。